ネットワークエンジニアの目指す目標とは

ネットワークエンジニアとは、コンピュータ同士を繋ぐネットワークインフラに関わる業務を行う情報処理技術者のことで、インフラエンジニアなどとも呼ばれています。
具体的には、複数のコンピュータを、ルーターやスイッチと呼ばれるネットワーク専用の機器に接続して、コンピュータ同士の送受信を快適にするという業務になります。
さらに仕事内容は、そのネットワークインフラの設計・構築・保守・運用と幅が広く、経験やスキルに応じて(習熟度に応じて)、携わることのできる仕事の内容も異なります。

一般的な、習熟度別の仕事内容を見てみると、まず1~3年目までは、ネットワークの「監視・運用」業務に携わることになり、未経験での募集を行っているところもあります。この期間は、エンジニアとしての基礎を身につけたり、顧客対応などを学ぶことができるほか、業務に関わる「Cisco」系の資格や「ITIL」などの専門資格を取得するのもよいでしょう。そして3~5年目あたりで、「構築・保守」の仕事に携わりつつ、ネットワークエンジニアの目標である「設計・提案」の仕事を任されるようなスペシャリストにステップアップするのが理想だと言われています。

年収の目安は、「監視・運用」業務の場合300万~500万円程度で、「構築・保守」にステップアップすると500万~700万円、そして「設計・提案」が担えるようになると700万~800万円以上になると言われています。
さらに、年収アップを図りたい方の中には、フリーランスへ転身される方もいます。ネットワー系のスキルだけでなく、さらに同じインフラ系のサーバー関連のスキルを有していると、その専門スキルを有していることが高じて、高額案件を獲得しやすいといわれています。

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